代替医療に関する学生の意識調査第3報 : 鍼灸学校間の比較

概要

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近畿圏内における4つの鍼灸の学校間における代替医療に関する意識調査の比較をした。有効回答が得られたのはA校、B校、C校、D校の学生の合計796名で、2003年5月〜7月にかけて、調査用紙を配布し、記入後に回収した。代替医療と言う言葉の知名度、知識の有無、体験の有無などでは、各学校間において関心度に差が認められるのは、カリキュラムの違いによる可能性がある。効果に関しては「鍼灸」が最も効果があり、次に「漢方薬」や「按摩」も効くと思われている。将来の統合医療に向けて、それぞれの立場で代替医療に関する知識を得て、お互いに理解を深めるためには、今後、鍼灸の学校において代替医療に関連する授業科目を教育現場で充実させる必要がある。
関西鍼灸大学の論文
2006-05-26