灰色理論に基づくK-means法の提案
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
灰色理論に基づくクラスタリングアルゴリズムはすでに多数報告されている。事前に求めるクラスター数が決まっている場合,これまでの手法ではパラメータ値を直接変えてクラスター数を調節しなければならない。本論文は灰色K-means法と呼ばれる,K-means法およびファジーc-means法と同様に所望のクラスター数が必ず得られるクラスタリング手法を提案する。本手法は所望のクラスター数が得られるパラメータの範囲を推定し,区間灰数で表す。さらに最も入力データを分類できるパラメータの値を白化値とする。灰色関連マトリクスから近傍を探すクラスタリング手法も提案し,本手法の性質について議論する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2006-07-03
著者
-
山口 大輔
神奈川大学大学院工学研究科
-
北岡 正敏
神奈川大学
-
赤羽根 隆広
帝京大学大学院理工学研究科
-
水谷 晃三
帝京大学大学院理工学研究科
-
永井 正武
神奈川大学工学部
-
李 国棟
帝京大学大学院理工学研究科
-
北岡 正敏
神奈川大
関連論文
- 荷役作業姿勢の3次元動作解析とCGによる人体モデル表示に関する研究
- 李・上野・三林の3段階加工工程のスケジューリング法について
- 物流システムにおける拠点計画において考慮すべき点
- 灰色理論による学習ベクトル量子化法への一提案
- M式工程分析法の多項式による表示とデータ圧縮の研究
- 5-102 ものつくりを通じた情報系学生のプログラミング教育((2)専門科目の講義・演習-I)
- 2次元ポインティング作業における Fitts の法則の改良
- マルチエージェントによるシームレスWeb型学習システムの試作(教育工学)
- GSMによる消費者の感性を考慮した灰色理論型市場調査法 (日本感性工学会研究論文集)
- 灰色格子演算に基づく灰色ラフ集合の提案