地球シミュレータ上で目指すマルチスケール・マルチフィジックス気象・気候シミュレーション(<特集>地球シミュレータ)
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概要
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Global/regional oriented coupled non-hydrostatic atmosphere-ocean-land simulation code has been developed in the Earth Simulator Center since FY 2003. In this paper, outline of the coupled non-hydrostatic atmosphere-ocean-land simulation code is introduced. Grand challenges to be simulated on the Earth Simulator will be introduced as the multi-scale multi-physics simulations. Reasons why the multi-scale simulations are required are shown and only the Earth Simulator allows us to simulations taking account various scale interactions. While developing the coupled non-hydrostatic atmosphere-ocean-land simulation, ultra high computational performance has been performed on the Earth Simulator. It is shown that 60% prior to theoretical peak performance has been performed on 512 nodes, which are corresponding to usually used the maximum number of nodes, of the Earth Simulator. Not only experiments with stand alone either non-hydrostatic atmosphere or ocean simulation code but some experiments of weather/climate prediction with the coupled model were examined. Physical interactions between atmosphere and ocean were simulated with fine structures.
- 日本応用数理学会の論文
- 2006-06-27
著者
-
高橋 桂子
地球シミュレータセンター
-
杉村 剛
海洋研究開発機構地球シミュレータセンター
-
大西 領
海洋研究開発機構地球シミュレータセンター
-
彭 新東
地球シミュレータセンター
-
大平 満
地球シミュレータセンター
-
高橋 桂子
(独)海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター
-
高橋 桂子
(独)海洋研究開発機構/地球シミュレータセンター
-
彭 新東
地球シミュレータ
-
高橋 桂子
(現)(独)海洋研究開発機構地球シミュレータセンター
-
彭 新東
(独)海洋研究開発機構地球シミュレータセンター
-
大平 満
(現)(独)海洋研究開発機構地球シミュレータセンター
-
大西 領
(現)(独)海洋研究開発機構地球シミュレータセンター
-
杉村 剛
(現)名古屋大学大学院理学研究科博士後期課程複雑性科学研究室
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