作物の発芽・生長時における水素,カリウムおよび2族元素などイオン類の吸収と放出挙動に対するpHの影響
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概要
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本文データの一部は、CiNiiから複製したものである。Absorption and liberation behavior of ions such as hydrogen, potassium, magnesium in a culture solution was examined during germination and growing period of crops (radish or alfalfa). The radish was grown in the culture solution made up of pure water or in the solution containing ions. During the germination period (25~30h) from seed in the culture solution of pH6~4, the concentration of hydrogen ion shifted to ca.pH6.5 with the passage of time, and the concentration of potassium ion and other ions increased. On the other hand, in the growing period (ca. 1 week), radish absorbed ions such as potassium and liberated hydrogen ion. Though there was no pH of the culture solution on large change for germination and growth at 6-4, it was observed that the growth was deteriorated, when pH of the culture solution consisted under 3.8. In addition, the germination was not produced in pH 3.0. As a result of also examining the alfalfa of the bean family, the fact of radish equal to the case. In the culture solution adjusted in pH6~4, calcium and magnesium were continuously released in the period of germination and growth in radish. However, strontium, barium and beryllium were reversely absorbed to radish. In addition, all 2 group elements showed abnormal absorption and release behavior when the culture solution became pH3.
- 近畿大学の論文
- 2004-02-28
著者
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福井 博章
和光純薬工業株式会社化成品研究所
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藤野 治
Research Institute for Science and Technology, Kinki University
-
藤野 治
近畿大学理工学総合研究所化学研究室
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藤野 治^
京都大学化学研究所
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田村 浩之
Research Institute for Science and Technology, Kinki University
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坂本 俊也
Research Institute for Science and Technology, Kinki University
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福井 博章
Research Institute for Science and Technology, Kinki University
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坂本 俊也
Research Institute For Science And Technology Kinki University
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田村 浩之
Research Institute For Science And Technology Kinki University
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