地域と響きあう健康作り運動をめざして : 「あいのまちの保健室」開設1年目の活動報告
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概要
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21世紀における国民健康作り運動「健康日本21」の基本理念に基づき,地域における看護提供モデル事業の一環として「あいのまちの保健室」を立ち上げ,1年が経過した。「あいのまちの保健室」は,藍野病院看護部と藍野学院短期大学の教員有志によって運営された。常設コーナーとして,藍野病院内科外来の窓口とインターネット上のサイトを開設し,健康や介護の相談に応じた。この他,健康祭りや健康に関する講演会など6回の催し物を開催した。企画された催し物の参加者は,延べ569名であった。参加者の殆どは女性で,催し物への参加満足度は高かった。骨密度の測定は,催し物の中で最も参加率が高かった。開設1年で本事業の効果を判定することは困難があるが,参加者総数から推測すると周辺地域の人々の反響はあったといえる。今後も本事業を継続して,地域住民の健康作りをサポートしたいと考える。
著者
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