訪問看護実習の現状と課題
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概要
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新しい時代の看護に対応するために,基礎看護教育のカリキュラムが1997年に改訂された。そして新しい科目として,在宅看護論が加えられた。しかし,現実問題として,在宅看護論というこの新しい領域には,だれが,どこで,どのように教えるかという大きな問題がある。そこで,看護実習をより充実させるために,昨年の実習の実態を調査した。この調査を通して,いくつかの解決すべき問題のあることが明らかになった。たとえば小規模の訪問看護ステーションでの実習が困難なこと,ケアを受ける人の負担が増大していること,教育する側の役割は何かということ,そして看護過程の学習がどれほど効果的か,ということなどである。
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