プレートを併用した頸椎前方除圧固定術の手術経験

元データ 2000-06-30 北里大学

概要

1993年から1997年まで,当院にて頸椎前方除圧固定術に対し,cervical spine locking plate(以下CSLP)を併用して手術を施行した46例について検討をした。症例は男性37例,女性9例,手術時年齢は平均53.0歳であった。疾患別には,OPLL 12例,頸椎症性脊髄症19例,頸椎椎間板ヘルニア6例,頸椎脱臼骨折8例,転移性脊椎腫瘍1例であった。全例ほぼ良好なアライメントを保ったまま骨癒合が得られたが,合併症としては,4椎間固定をした2例,高齢による骨粗鬆症患者2例の計4例にプレート末梢測のルーズニングを認めた。CSLPを使用することにより,その強固な固定により外固定を簡素化でき,早期離床,早期リハビリを行うことができるが,4例においてスクリューのルーズニングやプレートの脱転を認めたことにより,多椎間固定の場合や高齢者による骨粗鬆症には十分に注意を要する必要があると思われた。また,合併症の報告もあり,今後使用に関しては十分な配慮や適応を考える必要がある。

著者

安達 公 北里大学東病院整形外科
蛯原 有男 北里大学東病院整形外科
塚本 行男 北里大学東病院整形外科
塚本 行男 北里大学医学部
二見 俊郎 北里大学東病院
二見 俊郎 北里大学医療衛生学部
ニ見 俊郎 北里大学東病院整形外科
山屋 智康 北里大学東病院整形外科
田辺 賀則 北里大学東病院整形外科
塚本 行男 整形外科
安達 公 北里大学医学部附属東病院 整形外科
蛯原 有男 北里大学医学部附属東病院 整形外科
田辺 賀則 北里大学医学部・整形外科学
山屋 智康 北里大学医学部・整形外科学
二見 俊郎 北里大学医学部

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