讀文徴明自書詩巻
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
この論文では、まず文徴明の自書詩巻の伝存について考証し、その書写されたものが『憶昔四首次陳魯南韻』の其一と其四であることをつきとめた。また『憶昔四首』に述べられた内容から、文徴明が翰林院待詔を致任するに至った過程や最終決意を、文徴明自作の詩文及び『明史』の記録を駆使して究明した。さらに〔後幅〕における周儀・石濤・周而衍の跋についても言及し、特に周儀と石濤との交流を明らかにした。なお文末に掲載されている図版は同朋舎の提供によるものである。ここに誌して謝意を表したい。
- 桃山学院大学の論文
- 1998-02-28
著者
関連論文
- 跋蒼頡菴藏墨
- 麟慶知交手札
- 阮籍仕宦考
- 麟慶知交手札
- 『甬上耆舊詩』編著考(山川偉也教授退任記念号)
- 『甬上耆舊詩』人名字號及其著述表 (遠山 淳教授退任記念号)
- 陳沂詩文補遺
- 陳沂及其『憶昔』四首
- 金農詩選
- 讀文徴明自書詩巻
- 日本南畫(下)
- 魏晉之際的阮籍
- 日本南畫(上)
- 玄齋詩跋
- 第10回桃山学院大学・啓明大学校国際学術セミナー : 報告と討議の概要