デジタル補聴器の騒音抑制効果(聴覚・音声・言語とその障害,一般)

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概要

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デジタル補聴器の騒音抑制効果を定量化するために、騒音抑制指標と騒音下の音声の可聴性指標を作成し、市販されている6機種のデジタル補聴器について評価した。その結果、機種ごとに騒音抑制効果が異なっていることがわかった。また用いた騒音の種類や提示法によって騒音抑制効果や騒音下の可聴性が違っていた。そして、聴力正常者に各補聴器を右耳に装用させて、防音室内において騒音下の音声を聴取させ、補聴器の騒音抑制効果を評定させた。その結果と騒音抑制指標を比較して両者が相関する項目が見られた。そのことから、デジタル補聴器の騒音抑制効果を定量化する客観的指標の有用性が示唆された。
社団法人電子情報通信学会の論文
2006-03-21

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