調査研究における質問紙の作成過程と適用上の諸問題
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概要
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Questionnaires are often administered in survey studies in psychology. The reason why they are used more frequently than the other methods, such as observations and interviews, is that they have greater merits in time and costs. However, the questionnaires have low accuracy to measure psychological characteristics, specifically psychological constructs, such as personality, affection, and cognition. So, in order to improve their measurement accuracy, it becomes essential to be careful to develop and administer them. In this paper, after indicating the low measurement accuracy of the questionnaires, we presented various methodological considerations when developing the Japanese versions of the questionnaires based on their original versions in foreign countries, and furthermore the original Japanese versions. Above all, we explained in great detail the process to develop the questionnaires that are original to Japan. The process contained the precise understanding of concepts to measure, how to answer the questionnaires (e.g., self-report or report by others), collection of items, and general standardization methods concerning reliability and validity. In addition, we called attention to a number of points to notice when administering the questionnaires to groups. Lastly, we closed the paper, emphasizing that the attempt to enhance the level of standardization is never ending.
- 鳴門教育大学の論文
- 2005-03-04
著者
-
山崎 勝之
鳴門教育大学人間形成講座
-
山崎 勝之
鳴門教育大学大学院人間形成コース 予防教育科学教育研究センター
-
山崎 勝之
鳴門教育大学
-
内田 香奈子
鳴門教育大学予防教育科学教育研究センター
-
山崎 勝之
鳴門教育大学予防教育科学センター,鳴門教育大学大学院人間発達形成コース
-
内田 香奈子
鳴門教育大学予防教育科学センター
-
内田 香奈子
Center for the Science of Prevention Education, Naruto University of Education
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