幼児における均等配分に関する発達的研究(教育心理学関係博士論文要旨(2003年10月〜2004年9月))
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概要
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本論文では,幼児1,032名を対象に,チップを皿に分けるというような,均等配分に関する個別実験を行った。教示や配分先の手がかりなどを変化させた8つの実験の結果,初歩的な方略,より確実に配分できることが予測される方略,効率のよい方略など,6つの配分方略が明らかになり,幼児期における配分方略選択のモデルを提示した。結論として具体的な配分行動がその後の抽象的なわり算の理解につながる可能性が示唆された。
- 日本教育心理学会の論文
- 2005-03-30
著者
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