高齢者施設に勤務する介護福祉士による介護評価の分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
介護福祉士は生活支援を通して人権擁護を目指すことが求められているが、人権擁護は抽象的な概念であるがゆえに意識が曖昧になりがちである。そこで、高齢者施設に勤務する介護福祉士に対して、人権の要素に関わる日常生活の介護評価を調査し、そこから高齢者施設の介護に関する課題について分析を行った。直接的な介護場面での「残存能力の活用」「清潔の保持」「安全面への配慮」については「できている」との評価が6割を超えた。しかし、「自己決定」「自己選択」「自立」に対し「できていない」と評価した施設が3割から8割を超える結果となった。
- 聖隷クリストファー大学の論文
- 2005-03-31
著者
-
安田 真美
聖隷クリストファー大学看護学部
-
寺嶋 洋恵
聖隷クリストファー大学
-
小林 朋美
聖隷クリストファー大学
-
矢部 弘子
聖隷クリストファー大学
-
山村 江美子
聖隷クリストファー大学看護学部
-
板倉 勲子
(元)聖隷クリストファー大学看護学部
-
早坂 真理子
聖隷クリストファー大学
-
板倉 勲子
聖隷クリストファー大学
-
寺嶋 洋恵
聖隷クリストファー大学社会福祉学部
関連論文
- 介護実習における学生の成長・変化 : 介護実習I〜IIまでの実習に関するアンケート結果の比較
- 介護実習Iにおける学生のコミュニケーションの特徴 : 学内演習・実習の記録類の分析を通して
- 看護・介護の専門性と協働に関する研究 第2報 : 介護保険施設に従事する看護師への質問紙調査を通して看護の専門性について考える
- 本学部における「公開授業」の取り組み
- 高齢者施設に勤務する介護福祉士による介護評価の分析
- 高齢者施設における介護福祉士の専門性 : 医療行為に対する認識と専門性の分析
- 本学部における「学生による臨地実習評価」の方法の開発経過
- 看護・介護の専門性と協働に関する研究 : 施設に従事する看護師と介護福祉士の面接調査より
- 介護概論における介護過程の概念に関する諸説の検討
- 大学の新任教員に対する現場教育に関する考察 : 介護福祉専攻の新任教員に対する研修目的・目標を通して