卒業時における成人看護技術(急性期)の習得状況 : 学生の自己評価から

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概要

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成人看護学の基礎技術は、成人期の対象の状況を理解し、対象の健康障害に伴う治療・処置や主要症状に共通する技術と考え、1997年のカリキュラム改正において、急性期看護に必要な看護技術の充実を図った。しかし、看護師に期待される役割も大きく変化しており、2003年に看護基礎教育における技術教育のあり方が公表され、再び教育内容の見直しが求められている。今回は、急性期看護に必要な技術の習得状況について、学生の卒業時における自己評価から把握した。卒業時の習得状況と求められるレベルとの差は大きく、また、経験しにくい技術や習得度が低い技術などの技術の特徴が分類できた。それぞれの技術について講義・学内演習・臨地実習における指導のあり方の示唆を得た。
神戸市看護大学短期大学部の論文
2004-03-01

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