Sess.6-3 新改定版IEC60300-1、IEC60300-2と信頼性管理活動の規範について(第13回信頼性シンポジウム)
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概要
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IEC/TC56-Dependability、信頼性に関する国際標準化作業部会はこの10月現在、49タイトルの規格書を世に提供している。これらはTool Box Concept-規格の道具箱という考え方で整理されてる。その基本文書であるISO 9000-4/IEC 60300-1(1993-04):ディペンダビリティ管理、第一部 ディペンダビリティ、プログラム管理(Dependability Management Part 1 Dependability programme management)はディペンダビリテの概念とその管理の意義と全体的構成と他の関連規格との概念の関連付けと適用に関する一般的規格である。これを基に第2部ディペンダビリティ_-プログラム管理の要素とその作業及び第3部それぞれの特定の信頼性技術応用ガイドラインとして構成されていて、利用者の便利さ、使い易さを提供している。一方、周知のように、ISO 9000's:2000は近く発刊される。同時に、ISO 9000-4 は廃刊となる。これを機に、IEC/TC56は品質システムの一サブシステムとして位置付けられているこの基本文書を見直し、現在の科学技術の動向と社会的ニーズに即した文書に改定することが決まっている。その最初の原案がこの9月に配布され、改定作業が始まった。ここでは、その内容の紹介とこれからのディペンダビリティ管理活動への対応と取り組み等を吟味検討し、日本の技術者や管理者への啓蒙のみならず、新たな参画の機会を作り、意見を取り入れ、新しい規格に反映していく事を狙う。
- 2000-11-25
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