老人保健法における機能訓練事業の実態 : 兵庫県下における理学療法士の関わり
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概要
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兵庫県下の理学療法士が関わっている老人保健法による機能訓練事業の実態について調査した。対象は, 43事業実施場所に年6回以上協力している理学療法士とした。内容は実施状況, 参加者の状況, 訓練内容・時間, 事故対策, 問題点などの34項目である。アンケート回収率は97.7% (42/43通) であった。参加者の疾患は脳卒中が最も多く, 年齢は60代, 70代が多かった。交通手段は徒歩が多く送迎車の利用は10ヵ所15.8%であった。訓練内容は能力低下を中心にしたアプローチが多く行われていた。また機能訓練の展開方法や概念の位置づけといった基本的なところに悩んでいる理学療法士が多く, 今後の対策の必要性が示唆された。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 1989-09-10
著者
-
山本 克己
兵庫県理学療法士会保健福祉部
-
山本 克己
神戸市保健福祉局健康部地域保健課
-
神沢 信行
兵庫県立総合リハビリテーションセンターリハビリ療法部
-
桝田 康彦
大阪暁明館病院 リハビリテーション科
-
藤林 英樹
兵庫県立加古川病院リハビリテーション科
-
吉成 俊二
国立神戸病院
-
成瀬 進
兵庫県立尼崎病院
-
桝田 康彦
大阪暁明館病院リハビリテーション科
-
姫野 吉徳
大阪日赤病院
-
森本 栄
近森リハビリテーション病院
-
小西 崇子
兵庫県士会地域理学療法対策委員会
-
奥座 奇世子
兵庫県士会地域理学療法対策委員会
-
川勝 邦浩
兵庫県理学療法士会地域理学療法対策委員会
-
藤林 英樹
兵庫県理学療法士会地域理学療法対策委員会
-
姫野 吉徳
兵庫県理学療法士会地域理学療法対策委員会
-
吉成 俊二
兵庫県理学療法士会地域理学療法対策委員会
-
奥座 奇世子
兵庫県理学療法士会地域理学療法対策委員会
-
神沢 信行
兵庫県理学療法士会地域理学療法対策委員会
-
森本 栄
兵庫県理学療法士会地域理学療法対策委員会
-
[タキ]平 司
兵庫県理学療法士会地域理学療法対策委員会
-
小西 崇子
兵庫県理学療法士会地域理学療法対策委員会
-
成瀬 進
兵庫県理学療法士会地域理学療法対策委員会
-
桝田 康彦
兵庫県理学療法士会地域理学療法対策委員会
-
菅村 正吾
兵庫県理学療法士会地域理学療法対策委員会
-
〓平 司
関西労災病院リハビリテーション診療科
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