サルにおける肝蛭症に関する実験的研究 : I. 日本産肝蛭メタセルカリアのサルへの感染試験成績
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概要
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Eleven Macaca monkeys were infected experimentally with 20 to 800 meta-cercariae of the "Japanese species" of the liver fluke, Fasciola sp. They consisted of twomonkeys of Macaca irus, one of M. mulatta, three of M. nemestrina, three of M. cyclopisand two of M. fuscata. All of them were highly susceptible to infection with Fasciola sp.When infected with 8.8 or more metacercariae per kg of body weight, six monkeys diedwithin 48 to 80 days after infection. The percentage of worm recovery averaged 36.4%,ranging from 16.0 to 62.O7.. Adult flukes recovered from the monkeys after infectiondecreased in number as the duration of infection was prolonged. The recovery rate ofadult worms from the monkeys was comparable with that from very susceptible hostspecies, such as mice, rabbits and sheep.The major clinical signs observed were rough hair coat, pallor of the face, inappetence,emaciation, prostration, abdominal pain, and ascites with scrotal hydrocele. A prominentchange in white blood cell picture was eosinophilia which appeared soon after infection,increased in intensity during the migratory phase of flukes, and subsided gradually afterflukes had entered the bile passages.Almost all the monkeys that died during the parenchymal phase of migration of theparasite presented a decrease in the erythrocyte count, the hemoglobin content, and thehematocrit level shortly before death. The main gross pathological findings in thesemonkeys were numerous hemorrhagic tracts in the liver and a large volume of blood-stained fluid in the peritoneal cavity. Death occurred to these animals as a result ofevident internal hemorrhage affecting the erythrocyte count.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1975-08-25
著者
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小谷 猛夫
大阪府立大学大学院獣医病理学教室
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小谷 猛夫
大阪府立大学農学部家畜病理学教室
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小谷 猛夫
大阪府立大学 動物応用形態
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横田 正春
大阪府立大学農学部家畜病理学教室
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吉田 博次
大阪府立大学農学部家畜病理学教室
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山上 修司
大阪府立大学農学部家畜病理学教室
-
竹本 勇一
大阪府立大学農学部家畜病理学教室
-
冨村 保
大阪府立大学農学部家畜病理学教室
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