高度な情報システムにおける対人接触の影響に関する実証的研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究では高度な情報システム環境における対人接触の影響を, 実証的データを分析することによって明らかにし, 対人接触を考慮した情報システム環境について考察することを目的としている.分析の結果, 高度情報化組織に属する者はコンピュータワークが多く対人接触の機会も多い, コンピュータワークが多い場合の対人接触の機会の増加は職務や理念に関するモチベーションの向上に効果がある, コンピュータワークが少ない場合の対人接触の機会の増加はストレスの軽減に効果があるといったことが明らかになり, この結果から対人接触は情報システム環境において重要な概念であると考えられる.この対人接触を増やしていくための施策としては, 対人接触の機会を含む職務の提供, 対人接触の機会を持ち易い空間の提供, 職場内ミーティングの活発化, 情報通信技術の活用, などが考えられる.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1995-12-15
著者
関連論文
- 大学生の学力低下問題とその解決策(大学とOR)
- 企業組織におけるソーシャル・キャピタルと知識創造プロセスとの関係
- ナレッジ・マネジメントとソーシャル・キャピタル(小川英次先生退職記念号)
- 小売ミックスにおける因果構造に関する実証的研究
- 不確定状況下における一括的生産計画問題の研究
- 目標計画法による一括的生産計画問題の研究
- 2段階生産過程の生産・雇用スケジューリング・モデル
- 論壇 ナレッジマネジメントの動向と新しい視点 (特集 ナレッジマネジメントの新しい視点)
- IT活用と人・組織研究部会
- ペンネーム及び実名電子掲示板における信頼形成に関する実験研究
- 経営工学会とMOT, 経営戦略 : 守備範囲を広げよう
- 企業における携帯電話の利用による人・組織の変化に関する研究(「情報技術の人間的側面」)
- MOTと経営工学(MOT)
- 非同期コミュニケーションにおける参照情報提示機能の効果に関する研究
- 情報共有と組織風土に関する研究
- 非同期/分散環境におけるGSS(集団支援システム)に関する研究
- グループウェアやイントラネットの利用形態と仕事の変化 : グループウェアの利用が人・組織に与える影響に関する調査研究(第1報)
- グループウェアやイントラネットの利用形態と仕事の変化 : -グループウェアの利用が人・組織に与える影響に関する調査研究 (第1報)
- 企業組織におけるコミュニケーション・メディアの選択に関する研究 (「メディアと人間」特集について)
- 組織共有情報システムに関する研究
- 高度な情報システムにおける対人接触の影響に関する実証的研究
- 高度情報システムにおけるモラールについて
- 画面設計における視点移動分析の有効性に関する研究
- パソコンで中大規模のGP問題を解くためのアプローチ
- 人と情報システムに関する数量化理論III類による分析
- 組織運用におけるあいまいさの次元
- 経営における人間疎外とその回復についての研究(第4報) : 疎外人と生きがい人の比較分析
- QCサークル活動における管理と自主性の研究(1986年春季研究発表抄録)
- パネルディスカッション (兵庫県立労働経済研究所50周年記念'97労働経済セミナー開催結果概要「新均等法下の人事戦略--ジェンダーレス時代の魅力ある企業」)
- 小売ミックスにおける因果構造に関する実証的研究
- マンパワ-・プランニング研究の発展
- グループウェア/イントラネットによる組織・業務革新 (特集 ITの有効活用に向けて)
- 組織運用におけるあいまいさと組織有効性 : 数量化理論とクラスター分析による研究
- 組織運用におけるあいまいさと組織有効性
- 組織運用におけるあいまいさの次元(1984年春季研究発表抄録)
- 漠構造性向をもつ組織におけるマンパワー・ポリシーの評価のための測定に関する研究
- マンパワー・プランニング問題における昇進ポリシーと在職期間に関する研究
- 漠構造性向をもつ組織におけるマンパワー・ポリシーの評価のための測定に関する研究
- マンパワー・プランニング問題における昇進ポリシーと在職期間に関する研究
- マンパワー・プランニング問題に関する研究の総括と展望
- 組織の漠構造性向とマンパワー・プランニングに関する研究
- 組織の漠構造性向とマンパワー・プランニングに関する研究
- 潜在プロフィール分析と水量化理論による勤労意欲に関する意識構造についての研究
- 勤労意欲に関する意識構造についての研究(第2報) : 数量化理論による勤労意欲に関する意識構造についての研究
- 勤労意欲に関する意識構造についての研究(第1報) : 潜在プロフィール分析による勤労意欲に関する価値志向についての研究
- CIMにおける統合・柔軟性とシステム思考
- 目標計画法による一括的生産計画問題の研究
- 鋳造業におけるM-R-H方式の試行 : モラール・サーベイの方法研究(第5報)
- SDモラール・サーベイの因子分析による検討 : モラール・サーベイの方法研究(第4報)
- 人と情報システムとの関係に関する層別分類を中心とした分析 : 人と情報システムとの関係について(第2報)
- 人と情報システムとの関係に関する数量化理論III類による分析 : 人と情報システムとの関係について(第1報)
- CIM環境における労働者の意識について
- 不確定状況下のマンパワー・プランニング問題に関する二段階モデル
- モラールとコンピュータワークの簡易相関分析
- 高度情報システムにおける労働者の意識について
- 漠構造理論
- パソコンによる実用的多目標計画システムの開発
- パソコンで中大規模GP問題を解くための実用的アルゴリズムについて
- パソコンによる実用的多目標計画システムの開発について
- リーダーシップと関連した動機づけ : 衛生理論の吟味 : バーズバーグのM-H理論の実証的研究(第4報)
- 対面型GSS会議におけるメンバー間の親しみ及びメンバーの性格が口頭対話に与える影響(グループウェアメディア,メディアコミュニケーション科学)
- ワーク・モチベーションの2様2重体系仮説の検証 : 作業組織におけるMM理論の実証的研究(第1報)
- 高齢者就業の独立自営におけるMM理論〔Multi-Motivation Theory〕の応用
- 高齢者就業の独立自営におけるMM理論の応用
- ワーク・モチベーションの2様2重体系 : 作業組織におけるMM理論の実証的研究(第1報)
- LPCによる対人関係の研究
- 流通・大型チェーン組織における人間問題
- R因子による動機づけと同一化理論
- Maslowの欲求理論とM-R-H仮説 : ハーズバーグのM-H理論の実証的研究(第7報)
- 資金欲求と公正理論 : ハーズバーグのM-H理論の実証的研究(第8報)
- 達成動機論と期待理論 : ハーズバーグのM-H理論の実証的研究(第9報)
- Maslowの欲求理論とM-R-H仮説 : ハーズバーグのM-H理論の実証的研究(第7報)
- 電子コミュニケーション環境における信頼とその周辺概念
- バーチャル環境における能力・人格・信頼が情報獲得・提供に与える影響(「情報技術の人間的側面」)
- 中小企業の情報化と社内および社外人材の活用に関する実証研究
- 電子コミュニケーション環境における信頼形成(e-社会 : トレーサビリティ,セキュリティー,プライバシー)
- 経営学部カリキュラムに関するアンケート調査報告
- 電子コミュニケーションシステムの利用と人間、職務、組織との関係に関する探索的研究
- 企業従業員による電子コミュニケーションシステムの利用実態に関する研究(三戸公先生退職記念号)
- コンピュータと親しみやすい友人とのイメージにおける比較
- 電子的コミュニケーションシステム環境と職務との関係に関する調査研究
- パーソナリティ認知尺度を用いたコンピュータの評価
- パーソナリティ認知尺度を用いたコンピュータと人間との比較に関する研究
- 色彩語のイメージとモラールとの関係
- ファジィ理論を用いたモラール・サーベイ・データの類似性の検討
- ストレスとモラールとの関係についての研究
- 経営における人間疎外とその回復についての研究(第5報) : 人間性回復に有効な経営施策の理解と実施状況の把握
- 職務拡大と職務単純化によるコンベヤ・ラインの再設計
- 長時間VTRによる稼働分析について : 稼働分析の測定方法に関する研究(第2報)
- 稼働分析の測定方法に関する研究 : ワーク・サンプリングの目視分析とフィルム分析とVTR分析の比較
- 職務拡大と職務単純化によるコンベヤ・ラインの設計
- 生産システムの基礎研究 : コンベヤ形態の変更による影響についての事例を中心として
- 経営における人間疎外とその回復について研究(第1報) : 問題提起
- 広告スケジュール・プラン決定のための売上反応モデル
- スケジューリング問題における移動時間を考慮した順序づけの研究
- 科学的知識としてのMOTの重要性
- 電子掲示板における信頼,個人特性,参加者特性,制度特性が情報共有・伝播に与える影響
- ナレッジマネジメントの動向と新しい視点
- HICSS-29参加報告
- 患者の口コミに関する構造的分析に向けて