人と情報システムに関する数量化理論III類による分析
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概要
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本研究では, 実証的データに基づき, 人と大規模かつ高度な情報システムとの関係をとらえるための枠組みを明らかにすることを目指し, アンケート調査によって得られたデータに対し, 数量化理論III類を中心とした分析を行った.その結果, 「人と情報システムとの関係の良好さに関する軸」, 「組織の情報システムへの取り組み姿勢に関する軸」, 「個人が情報システムから受ける負担感に関する軸」が明らかになった.また, これらの軸の組み合わせから, 情報システムが組織の狙い通りに運用されている「高度情報化組織」のイメージが明確にされた.そして, すでに一部の組織では「高度情報化組織」が実現していることが実証された.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1994-12-15
著者
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