不同沈下におよぼす建物の剛性等の影響について(第4報) : 実用解法の提案と計算例
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概要
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前報までの結果に基づき, 許容相対沈下量(限界変形角)の決定, 地盤の沈下量の計算, 剛性係数α(場合によってはα')の決定という3本の柱からなる剛性を考慮した不同沈下の実用解法を提案解説している。さらに圧密による不同沈下の場合についてRC壁構造・3階建て・布基礎・最大沈下量δ=13.5 cm, RCラーメン造り・3階建て・独立基礎・δ10.5cm, RC壁付きラーメン造り・3階建て・独立基礎・δ11.9 cmおよび12.2 cmの4計算例により解法手順を示し, 実測値との比較により上記方法が実用に耐えることを実証している。また剛性係数αを概算するための図・表が示され, さらに当面の問題点, 今後の研究項目に触れている。
- 社団法人地盤工学会の論文
- 1974-09-15
著者
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