出生後4週にわたる牛新生子血清中の炎症性サイトカイン動態
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概要
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初乳を摂取した新生子の血中サイトカイン(IL-1β,IL-6,TNF-α,IFN-γ,IL-1受容体拮抗因子)動態を生後4週にわたり調べた。出生直後はどのサイトカインも殆んど全て検出されず,その後平均濃度が12〜24時間をピークとする一過性の変動を示し,4週までに殆んど検出されなくなった。末梢血単核球の各サイトカインmRNA発現は血中濃度と関連が無く,検出した血中サイトカインは初乳由来と考えられた。
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 2003-07-25
著者
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萩原 克郎
酪農学園大学獣医学部
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桐沢 力雄
酪農学園大学獣医学部
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岩井 浤
酪農学園大学獣医学部
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山中 仁木
酪農学園大学獣医学部獣医微生物学教室
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桐沢 力雄
酪農学園大
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桐沢 力雄
酪農学園大学 獣医解剖
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桐沢 力雄
酪農学園大学微生物学教室
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Kirisawa Rikio
Veterinary Microbiology Rakuno Gakuen University
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桐沢 力雄
酪農学園大学獣医学科獣医微生物学教室
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萩原 克郎
酪農学園大 獣医
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山中 仁木
酪農学園大学獣医微生物学教室
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山中 仁木
酪農学園大学獣医学専攻博士課程
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萩原 克郎
酪農学園大学・獣医微生物学教室
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