江戸日本橋町人地の幕藩制的構造 : 江戸町人地の研究 (2)
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概要
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前章では沽券絵図を主な史料として, 江戸町人地の基礎が町屋敷であることを示した。また, その町屋敷の沽券金高が元禄期から重視され始め, それが幕末に到るまで幕府の江戸町方政策に重要な意味をもっていたことを示した。本章ではこの沽券金高の江戸日本橋町人地, 及びその周辺における地域的分布とその年代的な変化を調べることにより, 江戸町人地におけるこの地域の構造, およびその変質過程の内容をさぐってみたい。
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1977-03-30
著者
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