2次元の自由移動体の管制方式に関する考察 (第2報)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
For a traffic control system for ships passing through the control region arbitrarily, optimization techniques can be effectively utilized to get smooth and safe courses avoiding dangerous encounters where miss distance and destination error for each ship are evaluated as a criterion function. In the paper, the control algorithm shown in the previous paper is applied to more real situations to investigate the applicability and limitation of the algorithm, where 1) ships have their own priority levels, 2) fixed point obstacle exists in the region, and 3) ships are passing continuously through the control area, Through the investigation, it is shown that the control system can be applied to those situations with slight modification of the algorithm and proper parameter selection, and the following results are obtained. 1) Priority of ships can be taken into account in the control algorithm by selecting weighting parameters evaluating the destination errors according to the priority level of the ships. An obstacle in the region can also be considered as a stationary ship with extreme priority. 2) In order to realize reasonable priority reporting, a concept to collect priority charge from each ship equal to the expected gain, i. e., the decrease of the course deviation loss by adopting the reported priority instead of equal priority, is proposed. If the base priorities are chosen adequately according to the average cost of ship type or its objective, this charging system makes it possible to optimize total expected cost including the charge in the minimax sense when ships report the pniorities based on actual cost. 3) Control performance is evaluated by simulation study for the third situation, and the proposed algorithm can control 97% of total time interval clearing 1 km miss distance only by changing the direction, when ships pass 12 km l2 km region arbitrarily with 4 minutes average arrival time. Average delay time by the course deviation is about 0.15 min. Comparing this result with that of the control system on parallel route crossings proposed by Kobayashi and Koyama, the delay time is decreased as the ship speed is kept in this case.
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
著者
関連論文
- 創立30周年に当たって
- 社会資本の2次元配置手法
- 二酸化炭素排出規則に関する研究 : 韓国の産業構造を中心に
- 交通運輸分野における対策技術
- 日本における循環型産業システムの可能性評価
- 動き出した電気自動車市場
- 電気自動車とガソリン自動車のライフサイクルアセスメント
- 既設水道設備を利用した廃熱利用温水供給システムのLCA
- 地球規模、地域規模の持続可能性を考慮したライフサイクルアセスメント
- CO_2削減の為の先進国・途上国間クリーン開発メカニズム方策の研究-経団連自主行動計画の効果の推定と日本のクレジット取得可能性-
- シミュレーション工学 : III.各分野における応用
- 社会資本配置における最適化手法の応用
- シミュレーション工学 : II.シミュレーション技法
- シミュレーション工学 : I.概論
- 社会システムの分析手法
- 社会資本配置モデル
- 大規模発電所廃熱と既設水道設備を利用した温水供給システムのライフサイクルアセスメント
- LCAのためのデータベースツールの開発
- 動学ライフサイクルアセスメント手法の基本的枠組みとその発電システムへの適用
- プロセス連関分析による電力・都市ガスシステムのライフサイクルアセスメント
- 原子力発電のLCA : プロセス連関分析による評価
- 超長期におけるエネルギーシステムの持続可能性の研究
- エネルギーシステムの持続可能性評価
- 大都市におけるヒートアイランド現象とその対策に関する研究
- 都市ガス及びLNGのライフサイクルCO_2分析
- 「海中技術」(その1 総論)
- ライフサイクル分析
- 環礁地帯における環境改善によるCO2固定促進の研究
- 運輸部門におけるエネルギー需給の予測と省エネルギー・代替エネルギー技術導入によるCO2排出・エネルギー需給への影響分析 : アジアを中心として
- 交通分野における環境問題 : 調査専門委員会 報告
- 市街地走行における乗用車の燃料消費推定モデル
- 2次元の自由移動体の管制方式に関する考察 (第2報)
- 日本の工業炉における熱効率の統計的解析とその改善によるCO_2削減量の推定
- 小型セラミックガスタービンを用いた自動車用ハイブリッドシステムの研究(第一報)
- 熱輸送媒体に着目した各種排熱輸送システムの分析
- プロセス連関モデルを用いたLCA手法の検討
- 線形計画法を用いたLCA手法の検討
- 需要と排熱の質を考慮した地域熱輸送システムの分析
- 需要の質と熱輸送媒体を考慮した排熱エネルギー輸送システムの分析
- 線形計画法を用いた自動車のLCA検討
- オブジェクト指向的手法による大規模発電所排熱の有効利用評価
- CO_2排出削減対策としての特定フロンの回収・処理の評価
- ロジットモデルを用いた運輸部門のCO_2排出量低減策の分析
- 車種選好モデルに基づく自動車保有税のグリーン化によるCO_2排出削減効果の分析
- 製材工場における廃材を利用したガス化コージェネレーションプラントのシステム評価
- 次世代自動車実現・普及の課題と対応 : 次世代自動車戦略研究会の検討について
- 一般社団法人移行に寄せて
- LCA概念によるシステム総合的評価手法とその課題
- 「環境対応技術とその総合的な評価」特集号によせて
- 交通分野における環境問題 : 交通分野における環境問題調査専門委員会中間報告
- 総合的解決が必要な輸送部門
- 環境管理システムの規格化について
- 電気自動車の基本設計のための性能評価用シミュレーションプログラムの開発
- 地球規模環境問題の流れ : その兆候と問題提起の経緯(地球環境問題への対応)
- シミュレーションにより実走行モードを考慮した電気自動車の開発評価システム
- Risk Analysis for Large Projects-Models, Methods & Cases. Dale Cooper & Chris Chapman著 John Wiley & Sons.(1987)
- 搬送用移動体の姿勢制御
- 無人潜水艇の高度維持制御に関する考察 : 第2報
- 無人潜水艇の高度維持制御に関する考察 : 第1報
- 2次元の自由移動体の管制方式に関する考察(第3報)
- 統合資源計画のための民生部門省エネルギー技術の評価
- 21世紀の交通社会と運輸の課題, 展望
- 21世紀におけるシミュレーション技術への期待
- IPCC(Intergovermental Panel on Climate Change)の動向 : 第2次評価報告書におけるエネルギー分野のCO2排出抑制方策
- G112 都市における省エネルギーと交通システム(新技術フォーラム-5 : クリーンで快適な都市を作り出すための分散エネルギーの新展開)
- 各種燃料による燃料電池自動車(FCEV)の総合効率評価
- 視界情報による潜水艇の制御情報取得に関する考察(第3報)
- 視界情報による潜水艇の制御情報取得に関する考察 : 第2報
- 翼状航行型潜水艇の姿勢制御方式に関する考察
- 運輸部門における環境問題対応策の動学的検討
- 運輸部門におけるCO2、NOx低減策の動学的検討
- 資源・環境をライフサイクルから見る
- ロープを用いたドッキングシステムに関する考察 (第2報)
- ロープを用いたドッキングシステムに関する考察
- 2次元の自由移動体の管制方式に関する考察
- エネルギー需給における不確実性の定量化
- バイオマスエネルギーシステムのLCA評価
- オフィスビルの用途別エネルギー消費量削減について
- 韓国における産業部門別二酸化炭素排出量の算出及び削減に関する研究
- CO_2削減のための共同実施方策と産業再配置方策の比較分析
- 産業連関表を用いた日中の2国間の協同実施活動 (AIJ) の可能性評価
- 空調技術の展望
- 自動車税制のグリーン化によるCO_2削減効果 : 車種選好モデルによる動学的評価
- 設備製造を考慮した太陽光発電システムの普及戦略に関する研究
- 車種選好と実走行特性を考慮した自動車交通におけるCO_2排出構造分析と施策の評価
- 電気事業の自由化が設備投資およびCO_2排出に与える影響に関する考察
- 階層型ロジットモデルを用いた自動車関連税のグリーン化に関する定量的評価
- 検証 原子力発電のエネルギ-収支--地球環境を考えた最適のエネルギ-活用とは (代替エネルギ-への新視角)
- 砂漠における風力エネルギー利用可能性の研究
- 業種間熱フローを明示化した最適多段利用に関する研究
- LCAの感度分析- 産業部門におけるエネルギー消費量の不確かさを考慮して-
- 総論: -予測くの概念と限界 -
- 地球温暖化への対策技術
- シミュレーション技術における情報交換
- 道路の効率利用のための経済的介入の効果について
- IPCC (Intergovernmental Panel on Climate Change)の動向 -第2次評価報告書におけるエネルギー分野のCO_2排出抑制方策-