鉤歯動揺度の経時的変化
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概要
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義歯は装着されたときの口腔内の状態を維持し, 永く機能が営めることが望ましい. しかし, 義歯の支えるはや歯周組織, 顎堤は徐々に変化する. これには生体本来の変化と同時に, 義歯を装着したことによる種々な因子が関与し, 時にはかえって好ましくない影響を与え, これらの変化を助長する場合も少なくない. 本論文はそうした義歯の支持組織, とくに歯周組織に対する影響を調べる目的で, クラスブによる同一設計の下顎片側性遊離端義歯を装着した後の, 鉤歯の同様の変化を経時的に観察し検討したものである. 著者はすでに16症例について義歯装着後2年間の観察結果を1970年に報告したが, ここではその中の6症例について12〜14年経過後の結果を述べている.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1983-12-01
著者
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