タイ国半島部から得られたSpatholirion(ツユクサ科)の新種
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概要
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アオイカズラ属に近縁なSpatholirionはタイ国に知られる1属1種の小さな属である。タイ国半島部のナラチワ州に, 明らかにこの属に所属するとみられるものがあり, 新種Spatholirion decumbensとして発表することにした。この種は既知のS. ornatumとは匍匐する茎, 葉の形, 葉柄に絹毛を密生すること, その基部が葉鞘にならないことなどで異なる。
- 日本植物分類学会の論文
- 1998-02-28
著者
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