スキャン開始位置を可変にした行列スキャン入力方式の検討
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概要
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重度肢体不自由者が用いるコミュニケーションエイドの入力方式に行列スキャン方式がある。文字を入力するためのスイッチ操作回数(あるいは操作時間)を減少させ, 入力効率を改善することは, 重要な課題のひとつである。文字の出現頻度に応じて文字盤の配列を決める方法は有効であるが, 文字の並びがアルファベット順でなくなるために, 見にくいものとなってしまう。符号化入力方式は更に有効な方法であるが, 行列スキャン方式のわかりやすさ自体が失われてしまう。ここでは, アルファベット順の文字配列を用いて, 行と列のスキャン開始位置を文字の出現頻度に基づいて最適に決める方法を示し, その効率について, 他の方法との比較も含め, 定量的に検討した。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1997-09-18
著者
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