複数個のスイッチを用いるコミュニケーションエイドの適応符号化入力方式
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概要
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発話や筆記に支障をきたす重度肢体不自由者の意志伝達に, コミュニケーションエイドが用いられる. 利用者の負担を軽減するには, 利用者に適したスイッチを用意することに加え, スイッチの操作回数を極力少なくする工夫が必要である. 本論文は, 複数のスイッチを用いた場合について, 適応符号化の考え方に基づいて効率良く文字を選択する方法について述べている. D元動的ハフマン符号化法を用いた入力方法を示し, 性能すなわち平均操作回数の観点から検討した. サンプルテキストについて調べた結果, スイッチ数によらず, 概ね限界であるエントロピー値に近い平均操作回数で文字選択が可能であった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-12
著者
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