螢光法によるニトロフラン誘導体の定量
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概要
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ニトロフラン誘導体の生体内挙動を明らかにするためには1μg以下の量を測定出来る方法が必要である.現在まで1μg以下の量を測定出来る方法は報告されておらず, ニトロフラン誘導体の定量は一般に紫外部吸収スペクトルの測定あるいはガスクロマトグラフィーによって行なわれている.著者らは, 2-(5-nitro-2-furyl)vinyl誘導体ガピリジンと水の混合溶媒中で特有の螢光を発することを見いだした.本報では代表物質として, 2-methyl-4-[2-(5-nitro-2-furyl)vinyl]-6-pyrimidinol(I)を中心に螢光強度におよぼす種々の要因を検討し, また化学構造と螢光特性の関係について検討した.さらに本螢光現象を応用してIの血漿濃度測定法を確立したのでこれらの結果を報告する.
- 公益社団法人日本薬学会の論文
- 1972-06-25
著者
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藤岡 弘
大日本製薬・製品研究所
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藤岡 弘
大日本製薬株式会社総合研究所
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中西 豊
大日本製薬株式会社製品研究所
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中西 豊
大日本製薬株式会社
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中村 清
大日本製薬株式会社総合研究所
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中村 清
大日本製薬株式会社中央研究所
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