<I>N</I>-メチル化合物のヨウ化水素酸塩の熱分解におけるアルミニウムの触媒作用 : <I>N</I>-メチル基の微量定量法(第1報)
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概要
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<I>N</I>-メチル基微量定量法はヨウ化水素酸の存在で得られる試料化合物のヨウ化水素酸塩を熱分解し,生成するヨウ化メチルを定量することを原理とするが,熱分解の困難な化合物の場合は数回の蒸留,熱分解のくりかえしによっても定量的な値が得られないことが報ぜられている.<BR>著者らは従来用いられている装置,条件を検討した結果,制御可能な加熱装置の考案とともに熱分解によるヨウ化メチルの生成に有効な金属触媒の検討の必要を認め,前者に対しては金属ブロックヒーターを考案し,後者に対してはアルミニウムが最も有効であることを見いだした.この組み合わせにより従来定量困難とされていた化合物もすべて定量的な結果を与えることを知った.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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