ボディキャリブレーションに関する研究(CG一般(1), テーマ: 可視化のためのCGおよびCG一般)
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概要
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本稿では、モーションキャプチャから得られるデータをキャラクタへ割り当てるボディキャリブレーションと呼ばれる作業の自動化を行う。まずセンサデータから、ボーンモデルに必要なボーンの長さ及びセンサ位置からボーンまでのオフセットを表す、関節ベクトル等のパラメータを最小2乗法により推定する。次に実際の人間とモデルの構造の差のために生じる関節間の隙間を、接続関係や可動範囲をばねモデルによる力学的な収束に置き換えて補間する。最後に構築されたボーンモデルに、ボーンの長さ及びオフセットを基にポリゴンのサイズを修正して装着する。これにより従来、手作業であるが故に面倒であったアニメーションを適切かつ簡単に生成可能になった。
- 2005-11-18
著者
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中嶋 正之
東京工業大学大学院情報理工学研究科
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齋藤 豪
東京工業大学大学院情報理工学研究科
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近藤 悟
名古屋大学医学部附属病院・医療技術部・放射線部門
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近藤 悟
NTTネットワークサービスシステム研究所
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近藤 悟
東京工業大学 大学院 情報理工学研究科
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齋藤 豪
東京工業大学大学院
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中嶋 正之
東京工業大学
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齋藤 豪
東京工業大学 計算工学専攻
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中嶋 正之
東京工業大大学院情報理工学研究科
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