稟議システムを中核とした新行政情報システム

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概要

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情報を収集・形成し、その活用に至るまでの行政の情報処理は、主として文書により行われている。その中でも中心的な役割を果たしているのが稟議文書である。本論文の目的は、稟議制度の改善を通じて、地方自治体の情報処理の改善を図ることである。実際の地方自治体の稟議事例を調査し、稟議の進行過程や所要時間、回議効果を明らかにした。また、稟議制度における情報の流通過程に着目し、回議経路の改善とデータベースの利用により、稟議効率の改善と稟議情報の有効活用を図ることとした。さらに、いくつかの機能の設定により、新しい行政情報システム構築への提言を行った。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-01-21

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