LANの暗号通信における一方式
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概要
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仕様がオープンで,かつ広く利用されているTCP, IP・LANの環境で,既存ネットワークと既存APをそのまま利用できる暗号通信方式を提案する.LANでは,1台のコンピュータが,同じ物理チャネルを介して複数の論理パスを使用することにより,複数台のコンピュータと同時に通信をおこなうことができる.このため,利用者がお互いに秘密の通信をおこなうには,セッション毎に独立に,秘密鍵を共有してエンド・エンドの暗号化/復号をおこなう必要がある.本報告では,TCP/IPにおいて利用者間でお互いに秘密の通信を実現する上での課題とその解決策を提案し,LAN暗号通信システムの実現方法について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-01-21
著者
-
田中 清人
Nttヒューマンインタフェース研究所
-
小柳津 育郎
NTTヒューマンインターフェース研究所
-
山口 利和
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
田辺 克弘
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
小柳津 育郎
Nttヒューマンインタフェース研究所
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