分散システム環境における認証プロトコルの検討
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概要
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近年、クライアント・サーバ・システムに代表されるような、ネットワーク上のファイル、データベース等の資源の共有化や処理の分散化を実現する分散システム環境が一般化しつつあるが、それと同時にデータの盗聴、改ざん、ノードのなりすましといったセキュリティ上の問題が顕在化している。また、ネットワーク上で分散管理される資源の不正アクセスに対する保護対策の必要性についても叫ばれている。我々は、このような問題を解決するために、共通鍵暗号方式を採用した認証システムの検討を行った。さらに、相手に自己の権限を譲渡することにより自己の代理として資源へのアクセスを許可するような権限委任を本認証システムで実現するための方法について検討したので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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田辺 克弘
NTTヒューマンインタフェース研究所
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杉山 広幸
NTT コミュニケーションズ
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小畠 雅典
NTT 西日本中国技術総合センタ
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杉山 広幸
NTTヒューマンインタフェース
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小畠 雅典
NTTヒューマンインタフェース研究所
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