Lispにおける最適システム生成方式の検討
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概要
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Lispの適応範囲はエキスパートシステムの普及により、プログラム開発のためのワークステーションでの利用形態だけではなく、デリバリーマシンとしての特定AP専用端末、さらには機器組み込み型での利用形態が求められつつある。デリバリーマシンでは、利用できるリソースが限られているため、Lispシステムの必要な部分とアプリケーション・プログラムのみで構成される、特定AP向きのコンパクトなLispシステムを容易に生成できることが望まれる。現在われわれが開発している新ELIS(ELIS-8200シリーズと呼ぶ)用の、デリバリーマシン向きシステム生成方式の検討を行ったので報告する。デリバリーマシン向きのシステム生成においては、システムに組み込むべき言語機能の抽出と、抽出した言語機能とアプリケーションを組み込んだオブジェクト・ファイルの生成、それを用いた起動の各方式を明かにしなければならない。本稿では、Lispの標準言語として広まっているCommon Lispを対象に、そのデータ型に基づく言語機能の抽出方式を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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