色差成分間引きに伴う病理顕微鏡画像の画質劣化に関する検討
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概要
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超高精細(SHD:Super High Definition)画像を用いた遠隔病理診断において、病理顕微鏡ディジタル画像を圧縮伝送・蓄積する場合には、特に病理サンプルの色の再現性が重要となる。従って従来の一般画像の圧縮に利用されている色差成分の間引き処理について厳密な評価が必要である。本報告では客観評価および主観評価実験により色差成分間引きの影響を検討した結果について述べる。客観評価としては、病理顕微鏡画像の色差成分を様々な比率で解像度変換したときに発生する歪みをL*a*b空間での色差平均値とRGB信号のSNRppとにより評価した。また主観評価としては、発生歪みの検知限を対比較法により測定した。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
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