領域分割に基づく画素適応形可逆予測符号化法
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概要
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原画像を無歪みで再生できる可逆圧縮符号化は、医療、美術、印刷など高精細な画像が要求される分野において必要とされている。MAR(Multiplicative Autoregressive)予測符号化法は画像をブロック状の小領域に分割し予測器を設計し符号化するもので、予測効率に優れた手法のひとつである。しかしながら、1)ブロック単位処理のため画像の局所的性質への適応が不十分、2)ブロックごとに付加情報の伝送が必要であり符号化効率は必ずしも十分ではない。本報告では、画像を画素単位で領域分割し予測器を設計することにより、より予測効率に優れた画素適応形MAR予測符号化法を提案する。さらに、提案法は画素ごとに付加情報を伝送する必要がなく符号量が増加しない特徴を有する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-04-17
著者
-
仲地 孝之
日本電信電話株式会社
-
藤井 竜也
NTT光ネットワークシステム研究所
-
鈴木 純司
NTT光ネットワークシステム研究所
-
鈴木 純司
NTT未来ねっと研究所
-
藤井 竜也
東日本電信電話株式会社ビジネスユーザ事業推進本部
-
仲地 孝之
Faculty Of Science And Technology Keio University
-
仲地 孝之
Ntt未来ねっと研究所
-
仲地 孝之
NTT光ネットワークシステム研究所
-
Nakachi Takayuki
The Faculty Of Engineering University Of The Ryukyus
-
鈴木 純司
Ntt 未来ねっと研
-
仲地 孝之
日本電信電話株式会社未来ねっと研究所
-
仲地 孝之
Ntt 未来ねっと研
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