無線呼出システムにおける時間ダイバーシチによる呼出率改善効果
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概要
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無線呼出サービスの市場は、料金が安く定額制であることから、個人ユーザーの加入者数が急激に増加している。またユーザーが求めるサービスは多様化し、数字メッセージからカナ漢字などの文字情報へと移行し、情報量も増加している。このため伝送速度の高速化により周波数の有効利用を図る必要があるが、高速化によリ所要CNRが増大する。これを改善する方法として、送信側で同一信号を複数回送信し、受信側でビット毎に時間ダイバーシチ(BC-TD)を行う方法がある。本報告では、室内実験系を用いて、無線呼出システムにおける3200bps2FSK伝送に対して、BC-TDを適用したときのページ誤り率(PER)特性について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
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