4FSK信号複局同時送信による遅延干渉に対する時間ダイバーシチの適用効果
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概要
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高度無線呼出システム(FLEX-TD)では、最大6400bpsまで伝送速度を高速化することにより、従来システム(例えばNTT1200方式)に比べて数倍以上の大容量化を実現している。このような伝送速度の高速化により発生する伝送品質の劣化を低減するため、受信側で時間ダイバーシチ(TD)を適用している。 ところで無線呼出方式は、複数の基地局から同一の周波数で同時に呼出信号を送出することによりサービスエリアを形成している。このため伝送速度が高速になると、遠方の基地局からの長遅延を有する電波の影響(遅延干渉)により伝送品質が劣化する。 本報告では、複局同時送信の4FSK信号伝送において、時間ダイバーシチを適用したときの遅延干渉に対する改善効果について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
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