動画像のインタラクティブコマンド符号化
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概要
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超低ビットレートでの画像符号化(VLBV)を実現するためのアプローチの一つとして、画像の構造を抽出し意味内容を理解する手法が有用である。しかし、現在の画像処理技術では、外乱の影響を受けずに同一の画像特徴を自動的かつ安定に抽出することは困難である。一方、画像利用技術においては、画像DBの内容検索や画像理解、CVとCGとの融合など、システムが画像上の意味内容をある程度理解することが必要とされる応用に関して、研究が進められてきている。ここでは、画像の特徴を抽出する技術が共通した要素技術として重要である。特徴抽出技術については高速・高性能であることが望ましいが、例えばマルチメディア環境下での電子メール等の非実時間通信への応用を考えた場合、必ずしも実時間・自動処理は要求されない。以上のような考察から、本稿では従来の「実時間・全自動」という画像符号化パラダイムから一旦離れ、「非実時間・インタラクティブ操作」という前提の下で、画像の意味内容を抽出する符号化方式について検討する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
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