動画像の2次元/3次元構造利用符号化に関する検討
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概要
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動画像中の対象物に関する構造化された3次元情報を用いることにより, 動画像に対する記述能力が向し, 符号化効率の改善が図れると共に、映像操作の自由度が大きくなると考えられる。しかしながら, 様々な環境下で撮影された映像から, すべての対象物に対して, 常に安定した3次元情報を抽出することは難しい。このため, 2次元および3次元の構造情報を組合せた符号化手法が有効となる。本稿では, まず3次元情報を扱えるように2次元のレイヤー表現を拡張したセッティング表現について述べる。次に, 複数フレームに対して安定した3次元パラメータを抽出する手法について説明する。最後に, 平面記述を用いて2次元/3次元情報を統合して符号化する手法について検討した結果を述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-02-01
著者
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