動画像のインタラクティブコマンド符号化 : 階層化したコマンドについての検討
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概要
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動画像においてその画像の意味内容(あるいは画像を用いて送信者が伝えたい内容)に沿った構造と意味内容に寄与する各領域の重要度を、人間がインタラクティブ操作によって指示することにより、画像の意味内容を保存したまま画像中の物体形状・動きを単純化して符号化することが可能である。この場合、送信者自身が符号化プロセスに積極的に介入することができるという特徴がある。画像内容の単純化には、原画に忠実なテクスチャを生成する方法から、原画に描かれている物体の概念(セマンティクス)を考慮した抽象度の高い方法まで様々なものが考えられる。本稿では、同一の領域に対して表現レベルの異なる複数のコマンドを用意すると共に、これらのコマンドに階層性を持たせたコマンド符号化について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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