動画像のコマンド符号化のノンリニア画像編集への応用
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概要
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筆者らは、送信者自身が符号化プロセスに積極的に介入しながら動画像を符号化するというインタラクティブコマンド符号化方式について検討している[1]。動画像中での意味内容に沿った構造と各領域の重要度を指示することにより、送信者の意図を反映させた形で画像中の物体形状・動きを単純化して符号化する。本方式では、原画像から復号画像を生成するための種々の描画方法を送受信側双方で共有し、どの描画方法を用いたかを示す識別コードと必要なパラメータをコマンドとして並べたものが、符号化データとして送受される。画像上の各物体の形状・テクスチャ・動きは別々のコマンドで指定されており、復号側でコマンド自身を変更したり、パラメータを変更することで、原画とは異なった画像を生成することが可能である。本稿では、コマンドの内容の変更に基づくノンリニアな画像編集について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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