量子ドットを用いた波長多重光メモリ
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概要
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「ふぞろいの林檎たち」はパートIVが出たそうで、TVドラマの世界では「不揃い」も人気があるようである。半導体の世界では、「不揃い」は歩留まり低下につながり嫌われものであるが、いつまでもそれで良いのであろうか。 結晶・成長の際に自己集合化するInGaAsの量子ドット(量子箱ともいう)により量子箱の応用が現実味を帯びて来た。10%程度のサイズのバラツキがあり、レーザ応用に向けて均一化のための努力が盛んに行われている。我々は量子箱の別の応用として、むしろサイズのバラツキを有効利用したメモリを提案した。一言で云うと量子箱を永続的ホールバーニング(PHB)の林料として用いて光の波長領域に記録を行い、光メモリの記憶容量を現在よりも桁違いに大きくしようというものである。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
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