半導体におけるスピン緩和を利用したピコ秒全光学スイッチング
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概要
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光通信のビットレートが100GHzを超えるようになってくると全光学的に動作するスイッチが必要になる。多重量子井戸(MQW)はバンド端付近の励起子吸収による非線形性が非常に大きいので全光学スイッチに魅力的な材料である。しかし、MQWの光励起による光学定数の変化はピコ秒以下と非常に速いが、その回復に要する時間(オフ時間)は励起子寿命で決定され数ナノ秒であり、超高速スイッチングを実現する際問題となっていた。以下では、スピン偏極に依存した励起子効果を利用したオフ時間数ピコ秒のスイッチング動作の可能性を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
-
武藤 俊一
北海道大学大学院工学研究科
-
和田 修
フェムト秒テクノロジー研究機構
-
竹内 淳
早稲田大学理工学部
-
武藤 俊一
北海道大学工学研究科
-
武藤 俊一
北海道大学 大学院工学研究科 量子物理工学専攻
-
竹内 淳
早大
-
西川 祐司
(株)富士通研究所
-
竹内 淳
(株)富士通研究所
-
和田 修
(株)富士通研究所
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