2-1 量子ドットを用いた量子計算(2.量子情報処理技術の新展開,<特集>進化する先端フォトニックデバイス)
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概要
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量子ドットに蓄えられた電荷やスピンの情報を,光を用いて制御・読出しを行う量子ビットの可能性について解説.量子計算だけでなく,量子情報処理一般の内容も含む.また量子ドットだけでなく不純物での束縛励起子についても触れる.まず量子計算と量子ビットについて概観した後,特に量子ドットや不純物を光で制御した量子計算の提案について少し詳しく述べる.最後に量子計算に関する筆者らの提案と,MBE成長によるInAlAs自己集合量子ドットを用いた実験の現状,また光と電子の量子ビットを変換するための核磁界の利用の提案と現状について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-11-01
著者
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笹倉 弘理
北海道大学電子科学研究所
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足立 智
北海道大学大学院工学研究科
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武藤 俊一
北海道大学大学院工学研究科
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武藤 俊一
北海道大学 大学院工学研究科 量子物理工学専攻
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足立 智
北大 大学院工学研究科
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笹倉 弘理
北海道大学 電子科学研究所
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