ニューラルネットワークを用いたOTDR波形のフレネル反射検出法
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概要
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光線路の建設及び保守試験時には光パルス試験器(OTDR)が使用されている。このOTDRから得た波形を解析することで接続損失、ケーブル区間損失、コネクタ接続によるフレネル反射量を求めることができ、以前に自動解析の手法が報告されている。自動解析ではフレネル反射波形のピークを検出することでコネクタ接続の位置を求めているが、測定器内部等で発生するノイズが波形に含まれているため、ノイズによるピークも同時に検出してしまう場合がある。そこで、フレネル反射の形状を示すしきい値と比較してノイズ波形かフレネル反射波形かを判定する方法を以前に提案した。しかし、対象線路により判定に用いるしきい値の設定が複雑になるため、誤判定を行ってしまう場合がある。そこで、本文では検出したピークがノイズ波形かフレネル反射波形かの判定にNN(ニユーラルネットワーク)を適用して検討を行ったので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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小山田 弥平
NTTアクセス網研究所
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富田 信夫
NTTフィールドシステム研究開発センタ
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富田 信夫
Nttアクセスサービスシステム研究所
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小山田 弥平
NTTフィールドシステム研究開発センタ
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小山田 弥平
Ntt アクセス網研
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榎本 圭高
NTTフィールドシステム研究開発センタ
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