アイコニックな通信サービス仕様記述支援のための知識構成法

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概要

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通信サービスの多様化に伴い、ソフトウェア開発に専門的な知識を必要としない非エキスパートのためのサービスソフトウェアの視覚的な開発支援法が重要となり、特にINのサービス生成環境として検討されている。一方、コンピュータ技術の高度化に伴い、プログラムの処理単位を1つのアイコンとして定義して、それらを画面上に配置することによりプログラミングを支援する視覚的な手法が検討され、空間的配置関係に基づく直感的な記述支援環境として評価されている。しかし、通信サービス仕様では、時間的な手続きを規定する必要があり、そのような時系列関係を多種類のアイコンを用いて記述するための支援手法が必要となる。本稿では、アイコンを用いた通信サービス仕様記述において、アイコン間の時系列的な制約関係を状態遷移モデルとして形式化し、記述と検証を支援するための知識として獲得する手法を提案する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-09-26

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