長波標準局JG2AS局の伝播特性
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概要
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長波帯の電波伝搬路は近距離伝搬においてはほとんど地表波伝搬であり、日変化や季節変化の影響を受ける電離層反射による空間波は少ないため常に安定して電波伝搬すると考えられ無線双曲線電波航法等に広く使用されている。我国においては周波数標準電波として短波帯においてJJY局が各周波数で送信されているが夜間は電離層が不安定なため電離層反射の空間波の影響を受け受信信号の位相特性は昼間に比べかなり劣化している。これに反し長波帯を使用しているJG2AS局は安定していると言われている。今回JG2AS局周波数40Khzを昼夜受信し受信信号の安定性を測定した。この測定により長波帯の電波が反射すると考えられるD層、E層の高さの変動を夜間より昼間の過渡期の日出時、また逆の日没時の変化より明確に推定することができた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
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