下部電離層D層の季節変化日変化
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概要
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長波帯の電磁波はその波長が長い為に送信アンテナおよび受信アンテナ近傍の地形、地物の影響を受けることが少なく、また電波伝搬路は大地表面を伝搬する地表波であるため季節変化、日変化も少なく常に安定に長距離を伝搬するため船舶等の無線双曲線航法として広く使用されている。しかし長期にわたり連続受信した結果では電離層反射波の影響と思われる受信電界変動があり、これが無線航法の位置決定の精度を劣化させる原因の一つになっている。今回、長波基準局JG2AS局40KHzの電波により下部電離層の高さの季節変化および日変化について考察した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
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