デッカ電磁波の長期伝搬特性
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概要
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長波帯の電磁波特に周波帯100KHz以下の電磁波の電波伝搬特性においては大地および下部電離層は導体のように振舞うといわれている. その波長も長大なため送信アンテナより放射された電磁波は長距離を減衰が少なく安定に伝搬する特性がある. このため以前は長距離通信用電波として広く使用されていた. 今回長波帯電磁波を長期間にわたり受信電界強度および電離層反射波の到来時間差を詳細に観測した結果長波帯電波により下部電離層D層領域, 地上約80Km附近の日変化および季節変化を推定できる資料が得られることがわかった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
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