デッカ電磁波の電波伝搬特性
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概要
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長波電波はその波長が長いため電波伝搬路近傍の他形や地物の影響を受けることが少なく、地表波の伝搬損失が少ないため長距離を安定に伝搬するとされ無線電波航法として広く使用されている。しかし長時間連続して受信記録した結果強度は時刻により大きく変動している。この原因の一つは電離反射の空間波の混入と思われる。長波帯の電磁波は下部電離層のD層で反射すると思われるが、地表波の電界強度が強く空間波のみを完全に分離して受信することは困難である。今回北九州チェーンのデッカ局の瀬戸局を名古屋市内で連続受信しその結果より下部電離層の日変化について推定した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
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